デバイス詳細ページの概要
デバイスのデバイス詳細ページでは、詳細なデバイス情報を表示して、そのデバイスでアクションを実施することができます。このページには、デバイスエリアのデバイスレポート、グループ、またはページなど、リンク付きのデバイス識別子を含む任意のページからアクセスできます。

デバイスのデバイス詳細ページを表示するには:
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以下の1つを実行します:
- 結果グリッドの最初の列にリンク付きデバイス識別子が表示される任意のページ (デバイスエリアのすべてのデバイスページなど)で、表示したいデバイスのリンクをクリックします。
- ナビゲーションバーで、デバイスを検索フィールドの検索条件に入力し、開いたリスト内のデバイスをクリックします。
デバイスのデバイス詳細ページが開きます。
- デバイス詳細ページを閉じて移動元のページに戻るには、ページの右上にある
アイコンをクリックします。

ページ上部は 4 つの領域に分かれています。

以下のデバイス識別子がページ上部に表示されます。
- デバイス名 オペレーティングシステムでデバイスに割り当てられた名前。Chromebooks ではデバイス名は適用されないため、Secure Endpoint Console では「Chrome」と表示されます。
- シリアル番号 デバイスメーカーによってデバイスに割り当てられた識別番号。Windows デバイスでは、この値はメーカーによって BIOS、マザーボード、シャーシのシリアル番号に対応します。 | Absolute Identifier デバイスにインストールされた Secure Endpoint Agent に割り当てられている、固有の電子シリアル番号 (ESN)。 | IMEI (一部の Microsoft Surface デバイスにのみ適用)
- ユーザー名 エージェントが接続されたときにデバイスにログインしているユーザーのユーザー名。直近のエージェント接続時にログインしているユーザーがいない場合、最後に検出されたユーザー名が表示されます。レポートを閲覧していて、直近の接続時のユーザーログインを確認したい場合、「現在のユーザー名」列をレポートに追加します。接続時にユーザーがログインしていない場合、この列には「データなし」または全角ダッシュが 2 つ (— —) 表示されます。

デバイスの現在のステータスについて警告するバナーがページ上に表示されることがあります。次の 5 種類のバナーがあります。
Absolute 製品ライセンスおよびアカウントの設定によっては、以下のバナーの一部が利用できない場合があります。
バナーの種類 | バナーの文章 | 詳細 |
---|---|---|
![]() ライセンスの有効期限 |
このデバイスにはライセンスが付与されていません。基本的なハードウェアデータのみが引き続き収集されます。ライセンスを割り当ててデバイスのセキュリティを確保してください。 |
デバイスがライセンス付与されていません。 デバイスにライセンスを追加するには、ライセンスを割り当てをクリックします。 ライセンスを割り当てボタンが利用できない場合、以下のいずれかの条件が該当します。
|
30 日以内にデバイスの<license name> ライセンスが期限切れとなり、デバイスが保護されなくなるおそれがあります。 |
デバイスのライセンスがまもなく期限切れとなります。同等のライセンスがない場合、デバイスは所定の日付にライセンスなしの状態となります。 まだ行っていない場合は、Absolute 営業担当者にお問い合わせの上、ライセンスを更新または購入してください。 または、デバイスに異なるライセンスを割り当てるには、ライセンスを割り当てをクリックします。 |
|
フリーズ済み |
フリーズ済み (フリーズ解除コード: <#>) <date and time> |
フリーズリクエストまたはオフラインフリーズルールが表示された日付で処理され、デバイスがフリーズされています。 Windows デバイスでの オンデマンドフリーズ デバイスが次回 Absolute モニタリングセンターにエージェント接続したときにフリーズされるフリーズリクエストの種類です。 リクエストの場合 このステータスは、ファームウェアフリーズ機能をアカウントで有効にする前に送信されたリクエストにのみ適用されます。OS でフリーズ済みステータスも参照してください。 |
フリーズ済み - タイマーが切れました (フリーズ解除コード: <#>) <date and time> |
スケジュール済みフリーズリクエストまたはオフラインフリーズルールが表示された日付で処理されましたが、デバイスがそのフリーズステータスを確認するためのチェックインを行っていません。 デバイスをフリーズ解除するには、バナーに表示されるフリーズ解除コードを使用するか、フリーズを削除をクリックします。 |
|
以下のステータスは Windows デバイスにのみ該当し、ファームウェアフリーズ機能をアカウントで有効にした後に送信されたオンデマンドフリーズリクエストにのみ適用されます。 | ||
OS でフリーズ済み (フリーズ解除コード: <#>) <date and time> |
フリーズリクエストが表示された日付で処理され、デバイスがフリーズされています。 ファームウェアでフリーズオプションがリクエストで選択されていた場合、このステータスは、リクエストは正常に処理されたがデバイスが OSレベルでのみフリーズされたことを示します。デバイスのファームウェアレベルでのフリーズは失敗しています。 デバイスをフリーズ解除するには、バナーに表示されるフリーズ解除コードを使用するか、フリーズを削除をクリックします。 |
|
OS とファームウェアでフリーズ済み (フリーズ解除コード: <#>) <date and time> |
ファームウェアフリーズリクエストが表示された日付で処理され、デバイスが OS とファームウェアのどちらのレベルでもフリーズされるようになりました。 デバイスをフリーズ解除するには、バナーに表示されるフリーズ解除コードを使用します。 |
|
ファームウェアでフリーズ済み (フリーズ解除コード: <#>) <date and time> |
ファームウェアフリーズリクエストが表示された日付で処理され、デバイスがファームウェアレベルでのみフリーズされています。デバイスの OS レベルでのフリーズは失敗しています。 デバイスをフリーズ解除するには、バナーに表示されるフリーズ解除コードを使用します。 |
|
セキュリティの都合上、フリーズ解除コードはマスク処理されます。表示するには、 デバイスのフリーズを解除するには、ユーザー役割にフリーズ解除を実行する権限が付与されている必要があります。ユーザー役割にこの権限が付与されていない場合、フリーズ解除コードを表示できません。 |
||
アラート |
<date and time> に所在不明の報告済み |
表示された日付でデバイスが所在不明デバイスページに追加されました。 デバイスが所在不明でなくなった場合、発見を報告をクリックします。 ユーザー役割に、所在不明デバイスの発見を報告する権限が付与されている必要があります。 |
<date and time> に盗難の報告済み |
表示された日付でデバイスの盗難レポートが提出されました。盗難捜査がクローズすると、バナーは削除されます。 盗難されたデバイスの位置情報は、コンソールに表示されません。デバイスの盗難捜査がクローズした後で、デバイスの現在の位置情報が表示されます。 |
|
保留中 |
以下のいずれかのメッセージ: |
リクエストが表示された日付に送信されましたが、まだデバイスで展開されていません。 リクエストをデバイスに展開する前に別のユーザーによる承認が必要な場合、承認保留中リンクがバナーに表示されます。アクションリクエストでリクエストを確認するには、リンクをクリックします。 リクエスト (または同じタイプのすべてのリクエスト) のキャンセルを試みる場合、キャンセルをクリックします。 ユーザー役割に、リクエストをキャンセルする権限が付与されている必要があります。 保留中のリクエストの詳細については、アクションリクエストを参照してください。 |
<date and time> にフリーズをリクエスト済み このバナーは、オンデマンドのフリーズリクエストにのみ適用されます。 |
||
<date and time> にスクリプトの実行がリクエストされました | ||
<date and time> にファイル削除がリクエストされました | ||
<date and time> にワイプをリクエスト済み | ||
同じタイプの保留中のリクエストが複数ある場合、以下のメッセージが表示されます。 <#> 件の <device action> リクエスト 例: 3 件のスクリプト実行リクエスト |
||
登録解除済み |
<date and time> に登録解除済み 日付情報が利用できない場合があります。 |
デバイス登録解除リクエストが表示された日時に送信され、デバイスのエージェントステータスが 無効 この用語がデバイスに関連して用いられる場合は、デバイス上の Secure Endpoint Agent が削除対象となっている、または登録解除されたデバイスから削除されていることを示します。無効なデバイスは、ライセンスを消費しません。「エージェントステータス」も参照してください。に設定されます。 必要に応じて、デバイスを再登録できます。 |

概要セクションを折りたたむには、クイックアクセスツールバーの下にある表示を減らすをクリックします。再表示するには、
表示を増やすをクリックします。

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アンチマルウェア: デバイスでアンチマルウェアソフトウェアが検出されたかどうかを示します。
アイコン 詳細 保護中 プラットフォームに応じて、以下のいずれかに該当します。
- Windows: 1 つ以上のアンチマルウェア製品がデバイスをマルウェアから保護していることを示します。
- Mac: 1 つ以上のアンチマルウェア製品が検出されたことを示します。
複数の製品が検出された場合、製品数が表示されます。
保護されていない 以下のいずれかに該当します。
- アンチマルウェア製品が検出されていません。
- 検出された製品が無効または期限切れです (Windows デバイスにのみ適用されます)。
複数の製品が検出された場合、製品数が表示されます。
Chromebook デバイスでは常にこのステータスが表示されます。これらのデバイスではアンチマルウェアソフトウェアが検出されません。
複数のアンチマルウェア製品について報告するには、デバイスが Secure Endpoint Agent バージョン9.0 以降を実行している必要があります。それ未満のバージョンを実行している場合、検出される製品は 1 つだけです。
検出されたすべてのアンチマルウェア製品についての情報を表示するには、製品名をクリックします。各製品に関する以下の情報が表示されます。
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暗号化ステータス: デバイスの暗号化ステータスを示します。
アイコン 詳細 暗号化済み フルディスク暗号化製品が検出されました。製品の名前とバージョン番号が表示されます。 保留中 暗号化ステータスが利用できません (デバイスによる Absolute モニタリングセンターへのチェックインを待機しています)。 未検出 フルディスク暗号化製品が検出されていません。
Chromebook デバイスでは常にこのステータスが表示されます。これらのデバイスの暗号化は検出されません。
未暗号化 フルディスク暗号化製品が検出されましたが、ドライブは暗号化されていません。製品の名前が表示されます。 以下の追加ステータスは、Windows デバイスにのみ適用されます: 使用領域が暗号化済み データを含むすべてのディスク領域が BitLocker Drive Encryption によって暗号化されているが、空き領域は暗号化されていない状態です。
このステータスは、BitLocker で Used Disk Space Only 暗号化オプションが有効であることを示しています。このオプションの詳細については、Microsoft BitLocker Drive Encryption のドキュメントを参照してください。
一時停止 BitLocker Drive Encryption が一時停止中です。 暗号化が進行中 BitLocker Drive Encryption によるシステムドライブの暗号化の処理中です。 復号が進行中 BitLocker Drive Encryption によるシステムドライブの復号化の処理中です。
セキュリティ管理セクションを折りたたむには、デバイス名の隣にある アイコンをクリックします。再表示するには、
アイコンをクリックします。

デバイス情報が整理されてタブ付きのページに表示されます。タブをクリックすると、デバイスに関する追加情報が表示されます。
一部のタブは、アカウントに関連付けられている Absolute 製品ライセンス、デバイスで有効なポリシー、デバイスの種類、ユーザー役割に応じて利用できるかどうかが異なります。
タブ | 説明 |
---|---|
履歴 |
タイムラインを使用して、以下の種類のデバイス関連イベントを表示します。
|
詳細 |
詳細ページには、以下のサブタブが含まれます。
|
アプリケーション | デバイスで検出されたすべてのインストール済みソフトウェアアプリケーションに関する情報を示します。 |
EDD 概要 |
Endpoint Data Discovery ポリシーによって収集された情報を以下のサブタブに示します。 |
グループ | デバイスが所属する各デバイスグループのリストが表示されます。 |
ポリシー | デバイスが割り当てられているポリシーグループ、ポリシーグループのポリシー、およびそれらのポリシーのステータスが表示されます。 |
利用状況 | デバイスで発生したログイン、ログアウト、ロック解除、ロック、スリープ、起動、およびシャットダウンイベントと、デバイスのアクティビティの回数を 24 時間ごとに示します。 |
位置履歴 | 地図とタイムラインを使用して、過去 7、14、30 日間のデバイスの動きを示します。 |

デバイス詳細ページから、以下のデバイスのアクションを実行できます:
一部のアクションは、アカウントに関連付けられている製品ライセンス、デバイスで有効なポリシー、デバイスの種類、ユーザー役割に応じて利用できるかどうかが異なります。
また、デバイスアクションが利用できるのは、無効化または盗難届を提出済みのデバイスのみであることに注意してください。
- フリーズ
- スクリプトを実行
- ワイプ
- メッセージを送信
- 登録解除
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デバイスのフリーズステータスがOS とファームウェアでフリーズ済みまたはファームウェアでフリーズ済みに設定されている場合、フリーズ削除オプションは利用できません。デバイスをフリーズ解除するには、ステータスバナーに表示されるフリーズ解除コードを使用します。
- ファイル削除
- EDD スキャンを実施
- ライセンスを変更
- ポリシーグループを変更
- 所在不明または盗難を報告
- 発見を報告
- スーパーバイザーパスワードの管理